リダイレクトって？ページ離脱防止のために設定が必要！

コラム

2022.03.03

404ページ(ページが見つからない場合に表示されるエラーページ)が出てくるとがっかりしてしまいますよね。ですが、リダイレクト設定を適切に行うことで404ページを回避できます。

リダイレクトとは？

リダイレクトとは、Webサイトに訪れたユーザーを、自動的に異なるWebサイトに転送する仕組みのことです。なお、URLを変更してWebサイトを移転した場合に、前のURLから新しいURLにユーザーを転送させる設定のことをリダイレクト設定といいます。

リダイレクト設定が必要な理由は、大きく2つあります。

・ユーザビリティ向上のため
・SEO評価を落とさないため

例えば、Webサイトをリニューアルするとき、リダイレクト設定を行わずにWebサイトのURLを変更してしまうと、ユーザーはあなたのWebサイトにアクセスできなくなってしまいます。

ブログ記事なども同様で、一度設定したパーマリンクを変更した場合、リダイレクト設定をしていないとアクセスができなくなります。もちろん、記事などに挿入していたリンクも無効に。

開いたWebサイトが正しく表示されないと、ユーザーにストレスを与えてしまう上に、満足してもらえず、ユーザーは離脱してしまいます。

リダイレクト設定が行われていない場合、Googleは変更したURLのWebサイトを新しい別物のWebサイトとして扱います。そうすると、前のWebサイトの評価は引き継がれないため、Googleでの掲載順位などが下がってしまうことに。

変更前は上位表示されていたのに、URLを新しくしたら掲載順位が下がってアクセス数が激減した...という悲しい思いをしないためにも、リダイレクト設定を忘れずに行いましょう。

リダイレクトには2つの種類が存在します。

・301リダイレクト
・302リダイレクト

301リダイレクトは、恒久的なリダイレクトのことです。変更後は前のURLを使うことがなく、新しいURLのみを使用することを示しています。SEOの観点では、検索結果に新しいリダイレクト先が表示されます。

ex.)サイトドメインを変更する場合

302リダイレクトは、一時的なリダイレクトのことです。一定の期間が経過したら元のURLに戻す場合に使用します。SEOの観点では301リダイレクトと大きく異なり、検索結果にはリダイレクト元のWebサイトが表示されます。

ex.)Webサイトのメンテナンスなどで、一時的に別ページを表示させる場合

リダイレクト設定には「ユーザビリティ向上」「SEO評価を落とさない」という目的があります。ユーザーを逃すことがないよう、忘れずに設定を。

【inkrichメディア】
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